不用品回収業者もいろいろ。用途によって選ぼう


遺品整理業者と不用品回収業は違う

自宅の要らないものを整理したい場合には、一番手っ取り早くお金が掛からない方法として、自分で片づけるという方法があります。しかし、自分一人で片づけられる領域を超えるような、いわゆる「ゴミ屋敷」の場合には専門の業者に依頼したほうが良いでしょう。片付けの専門家であれば、手際よく自宅の要る物と要らないものを分別してもらえます。ですが、そのような片付けを依頼する業者にも、いくつかの種類があります。民間の業者であっても、ゴミを専門に片付ける「不用品回収業者」の他に、遺品整理を専門にする業者もあるのです。もしも孤独死などによって、家の特殊清掃などが必要な場合であれば、遺品整理業者に依頼したほうがよいでしょう。

自治体に依頼するという手段もあり!

不用品回収には民間の業者以外にも、住んでいる地域の自治体が、ゴミの処分をしてくれるところもあります。自治体に依頼するメリットは、費用が比較的安いということです。逆にデメリットは、自治体の粗大ごみ専用の利用券が必要になるので、やや民間の業者に依頼するよりも面倒な点が多いところです。民間の業者であれば、電話ひとつで依頼できるのがよいところでしょう。そして自治体の場合には、捨てたいものを指定場所まで自分で運ばなければならないのも大変な作業です。まして腰を悪くしている人や高齢者では、重たいものを運ぶのは困難な場合があります。そうなるとやはり民間の業者に依頼したほうが、解決までの道のりが早くなるのは言うまでもありません。

近隣のゴミ屋敷の片付けをしたいと思った時は、そのゴミ屋敷が賃貸物件である場合は管理会社に相談すれば対応してくれることがあります。